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第8回 VET向け症例検討会 page02

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

インターベリーα®

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イベルメック®DSP-34/68/136/272

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アレリーフ®ローション

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ステムキュア®

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ティアローズ®

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マイフリーガード® クリニックボトル犬用

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マイフリーガード® 犬用

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マイフリーガード®α [犬用]

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ペットキッス® ベッツドクタースペック デンタルジェル

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エネアラ

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アピナック®錠 6mg/12.5mg/25mg

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ペットキッス® ベッツドクタースペック オーラルスプレー

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dsピモハート®錠 0.625mg/1.25mg/2.5mg/5mg

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テリオス®錠75mg/300mg

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ミミィーナ®

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ペットキッス® ベッツドクタースペック オーラルケア・サプリメント お口の健康サポート

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パピテイン®

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ライトクリーン®

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オスルニア®

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ビクタス®S MTクリーム 6g(ボトル)

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プロナミド®錠 5mg

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ペットキッス® ベッツドクタースペック デンタルガム

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ペットキッス® ベッツドクタースペック デンタルシート

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オーラストリップ®

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ビクタス® SS錠10mg/20mg/40mg/80mg

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犬用シャンプー ベストフレンズ®リンスインシャンプー

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カルトロフェン・ベット®注射液 4mL/10mL

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ビクタス®S 注射液5%

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コンセーブ®錠 25mg/100mg

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ビクタス®S MTクリーム 5g/20g(チューブ)

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ステロップ®

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ウルソ®注射液10%

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ロメワン®

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犬用トリートメント ベストフレンズ®トリートメントミストタイプ

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ワンクリーン®

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VKBディスク®'栄研'オルビフロキサシン

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ベトラタン®

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第9回 VET向け症例検討会 page02

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第9回 VET向け症例検討会 page01

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ1】てんかんの診療の現状

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
ぜひ、ご視聴ください!

犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ2】てんかんの診断に関して

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
ぜひ、ご視聴ください!

犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ3】てんかん治療の開始時期

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
ぜひ、ご視聴ください!

犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ4】抗てんかん薬の種類

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
ぜひ、ご視聴ください!

犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ5】投与量の決定基準(血中濃度測定)

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
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犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ6】飼い主様へのインフォーム

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
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犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ7】群発・重積時の対応

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
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犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ8】食事・サプリメント

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
それぞれの専門的な立場で得られた知見や経験をもとに、意見交換がなされております。
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犬猫のてんかん診療のキホン【テーマ9】難治性てんかんに対するフューチャーインサイト

犬猫のてんかん診療に関連する9つのテーマについて、臨床と薬理学の専門家が一堂に会し座談会が実施されました。
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[No.38] 消化管運動機能障害

消化管運動機能障害に対する薬物療法-消化管運動を促進する薬・抑制する薬-巨大食道症と食道運動機能障害の対応胃運動機能低下をおこす疾患と内科療法術後栄養管理と消化管運動腸の機能性イレウス消化管運動改善薬;私はこう使っている

愛犬がよろこぶ犬フィラリア症予防薬

犬フィラリア症予防薬のリーフレット。フィラリアの感染ライフサイクル。投薬のタイミングなど

犬のオーラルケアの手引き

監修:藤田桂一先生(フジタ動物病院 院長)歯周病を防ぎ健康な歯を保つために犬のオーラルケアの手引   全身病の原因にもなる歯周病を防ぐため 人間と同じように、犬にも歯周病があります。現在では、3 歳以上の犬の 80%に歯周病がみられるというデータもあるほどです。歯周病を放置すると歯が抜けるなどしますが、それだけでなく炎症が目、鼻、あるいは皮膚の下にも広がって、目の充血やくしゃみ、鼻からの出血および鼻汁、鼻をなめるしぐさなどがみられることもあります(11ページ参照)。さらにおそろしいことに、肝臓や腎臓、心臓などの内臓にも影響を及ぼし、さまざまな全身病の原因にもなります。オーラルケアを行い歯周病を防ぐことは、歯を守るだけでなく、愛犬のからだ全体の健康を保つことにつながっているのです。 愛犬と触れ合いながら、口の中をこまめにチェックする習慣をつけましょう。以下に挙げたような変化があれば、歯周病の疑いがあります。早めにかかりつけの獣医師に相談してください。今すぐチェック! 歯周病のサイン犬のオーラルケアはなぜ必要?□歯が汚れていたり、黄ばんでいる□歯垢や歯石がみられる□歯肉(歯ぐき)が赤みや紫色を帯びていたり、腫れ、出血、膿がみられる□口臭がするこううみ犬り、2 歯周病は、歯肉炎と歯周炎を総称したものです。食べ物の食べかすや細菌など(歯垢)が歯と歯肉(歯ぐき)の間(歯肉ポケット)にたまり、歯肉が炎症を起こしたものが歯肉炎です。歯肉炎が進行すると、歯を支えている組織も壊され、歯肉ポケットはどんどん深くなって細菌の繁殖が進み、歯周ポケットとよばれる状態になります(図1)。 こうなると、歯肉以外の歯周組織にまで炎症が及んで歯周炎となります。歯周組織の炎症がひどくなると、歯を支えることができずに歯が抜けていきます。細菌が繁殖すると、歯根周囲の骨まで溶け出し、口の中や外に穴が開いたり、ものを食べたときに顎の骨が折れることもあります(図 2、3)。   歯周病とは 図 1 歯周病のようす 歯垢・歯石エナメル質歯ぐき (歯肉)歯周ポケット歯槽骨し そうこつ歯周病が原因で歯根周囲の組織が破壊され、眼の下に穴が開いた状態(外歯瘻)右下顎の第1後臼歯の部位で、下顎骨の骨折を認める因で歯根が破壊さに穴が開図 2 口の外に穴が開いたようす 図 3 顎の骨が折れたようすろう 口の中のようす。重度の歯周病であるこうこう3   治療では歯垢や歯石を取り除きますが、   抜歯も少なくありません 歯周病の治療では、スケーラーとよばれる歯科用器具を使って、歯垢や、歯垢が石灰化して固まった歯石を取り除いたり(スケーリング)、歯周ポケットの中を洗浄してきれいにします(図 4)。また、症状が進んでしまった場合は抜歯をします。 なお、一部の施設では、歯周病によってできた大きな歯周ポケットの中に、粒子状の人工骨を埋め込んで歯周組織の補修を促すなどの先端治療も行っています。しかし、これらの治療は難しいため、問題のある歯は抜歯をするケースも少なくないのが現状です。歯周病の治療と予防について超音波スケーラーを使って歯石を取り除く(スケーリング)超音波 使 歯 除図 4 歯周病の治療スケーリングをして歯垢や歯石が取り除かれ、きれいになった歯こうこう こうこう歯4 スケーリングを始めとした歯周病の治療は、獣医師のもとで犬に全身麻酔をかけて行いますが、ほかの病気にかかっていたり、高齢犬の場合は全身麻酔ができないこともあります。できれば治療が必要となる前に、歯周病を防ぐことが大切です。 歯周病の予防に際してもっとも効果的なのは、人間同様、歯みがきをすることです。歯みがきに関しては、「犬がいやがる」「やり方がわからない」などの声もよく聞かれますが、歯周病の怖さを考えれば、その重要性が理解できると思います。なお、歯みがきと並行して、噛むことで歯の表面についた汚れや歯垢を除去するデンタルガムや療法食(t/d 犬用など)を活用することも、歯周病の予防に役立ちます。   歯周病予防に効果的な歯みがきCOLUMN“歯みがきを成功させるコツ”はこちら。次のページへ後臼歯後臼歯前臼歯前臼歯犬歯切歯 犬歯切歯 成犬の上あごの歯/下あごの歯の数は、切歯3/3+犬歯1/1+前臼 歯4/4+後 臼 歯2/3×2=42本となります。子犬の場合は、生後2 ヵ月齢ほどで28本の乳歯が生え揃い、6~7 ヵ月齢ほどで永久歯への生え変わりが完了します。オーラルケアのためには、この頃に歯の本数や形をチェックし、歯周病になりやすい乳歯遺残(乳歯が抜けきらずに残ること)がないかどうか確認しておくことが大切です。犬 の 歯 列 の 構 造こう5歯みがきを成功させるには、準備が肝心   歯みがき前の準備の手順❶口の周りを撫でます あらかじめ、小さく切った犬用のおやつをいくつか用意しておきます。リラックスタイムをつくって、まずは口の周りをなんとなく撫でることから始めましょう。❷口の周りを掴みます 片手でおやつを見せながら、“待て”をします。その状態でもう片方の手を使って、口の周りをほんの1~2秒、軽く掴みます。❸歯や歯ぐきに触ります 上唇をめくり、指の腹で1~2秒、軽く歯や歯ぐきに触ってみます。歯周病により歯ぐきが腫れていたり、出血している部分を触ると犬は痛がり、以後の歯みがき習慣がつくれなくなります。すでに歯周病がある場合は、獣医師のもとで治療を行ってから、あらためて準備に入るようにしましょう。注意! 愛犬にいきなり歯みがきをしようと思っても、うまくいくことはまれです。ここでは歯みがき前の準備として、どのように慣らしていったらよいかをお伝えします。愛犬とよくコミュニケーションを取りながら、根気よく続けてみてください。歯ょう。6★一つひとつのステップは、できたらその都度おやつを与え、よく褒めてあげましょう。歯みがき前の準備は、“おやつをもらえる、楽しいこと”と覚えさせ、犬がいやがったら無理に続けず、その場でやめてください。何より、辛抱強く続けることがコツです。ここまで準備ができたら、実際に歯みがきをしてみましょう。次のページへ❺ガーゼや歯みがきシートを巻いた指を口の中に入れます上から鼻先を掴みながら上唇をめくります。その状態で、ガーゼや歯みがきシートを巻いた指を唇の端から口の中へ滑らせるようにして入れ、2~3秒触ることを繰り返します。ガーゼや歯みがきシートは、ぬるま湯で湿らせたり、肉汁や市販の犬用歯みがきペーストをつけてもよいでしょう。❻ガーゼや歯みがきシートを 巻いた指で、歯を軽くこすります ガーゼや歯みがきシートを巻いた指で歯を軽くこすります。最初は前歯(切歯)から始め、少しずつ奥歯のほうへ移動していきます。❹指を口の中に入れます 最初は1~2秒入れたらすぐに出し、徐々に時間を長くしていきます。指に肉汁をつけてから行ってもよいでしょう。噛まれないように気をつけ、時々唇をめくったりなどしながら、楽しく行うようにします。ポイント7COLUMN 歯 ブ ラ シ の 使 い 方【バス法】歯肉溝の汚れを落とすには、歯と歯肉との境目を、歯ブラシを横にスライドさせて軽くマッサージします。【フォーンズ(ローリング)法】歯ブラシを回すように動かすと、歯の表面の汚れを落としたり、歯肉をマッサージする効果があります。*市販の犬用歯みがきペーストを使うと、なお効果的です。 歯ブラシはヘッドが小さく、毛が柔らかめのものを使いましょう。歯ブラシの角度は、歯に対して45度にします。歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)の汚れもかき出すつもりで、ていねいにブラッシングしましょう。くれぐれも力を入れ過ぎないで。 試してみて こんなみがき方も★3日以内にすべての歯をみがくことを目安にしましょう。とにかく楽しく慣れさせ、歯みがきを好きにさせることが大事です。★歯肉が後退するほどのみがき過ぎは止めましょう。また、飼い主さんが歯科用器具のスケーラーを使って歯垢や歯石の除去をすると、歯や歯肉を傷つける恐れがありますので止めましょう。ポイント❺下の歯の裏側をみがきますそのまま、下の歯の裏側もみがきましょう。なお、下あごの第1後臼歯は、上あごの第4前臼歯に隠れているため、ここで外側、裏側ともにみがきましょう。前歯から徐々に奥歯へと進め、みがき残しのないように。❹上の歯の裏側をみがきます 上あごをつかんでいる手をやさしく持ち上げ、歯ブラシを持っている手で下あごを押さえながら、上の歯の裏側をみがきます。これも前歯から徐々に奥歯へと進めていきます。45度こう9歯ブラシを使って、歯をみがいてみましょう   歯ブラシを使った歯みがきの手順 犬の歯垢は3~5日で固い歯石になります。それを防ぐには、毎日少しずつ、3日以内にすべての歯をみがくようにしましょう。歯みがきも、その前の準備段階と同じように、一つひとつのステップごとにおやつを与えながら慣らしていきます。❶前歯の外側からみがいていきます 歯ブラシを見せて十分慣らしてから、歯ブラシを水や肉汁で濡らしたり、市販の犬用歯みがきペーストを少量つけます。犬の口を軽く押さえて上唇をめくり、前歯の外側から少しずつみがいていきましょう。❷奥歯へと歯みがきを進めます 上あごを押さえている手の指で上唇をめくり、徐々に奥歯へと歯みがきを進めます。2~3秒、歯の根元から軽くみがいてください。特に、上あごの第4前臼歯は歯垢や歯石がつきやすいので、念入りにみがきます。❸歯の裏側をみがくために口を開けます 一方の手の人差し指と親指で犬歯の後ろ側を皮膚ごとつまむと、簡単に口を開けることができます。歯周病により歯ぐきが腫れていたり、出血している部分を触ると犬は痛がり、以後の歯みがき習慣がつくれなくなります。すでに歯周病がある場合は、獣医師のもとで治療を行ってから、あらためて準備に入るようにしましょう。注意!こうこう歯歯ょう。8 歯周病は、予防することがもっとも重要ですが、もしかかってしまったら、早期に発見し、早期に治療することが大切です。歯周病は、その炎症度合いや犬の状態によって、歯以外の部位にもさまざまな症状が現れます。一見歯周病とは関係ないような症状に見えても、それが歯周病である可能性もあります。下の表を参考に、歯周病の早期発見につとめましょう。   歯周病は早期発見・早期治療が大切歯周病が疑われる症状リスト□ よだれが多くなった□ 口の周りの汚れが目立つようになった□ 口臭がする□ 口の周りを前足で気にしていることが多い□ 口を床や家具などにこすりつけていることが多い□ 頭をよく振っている□ 口の周りを触ろうとするといやがる□ 軟らかい食べ物ばかりを好み、硬いものは食べようとしない□ 食事中に口からぽろぽろと食べ物をこぼすことが多い□ 片側の歯でものを噛んでいることが多い□ 食事中、または何かを噛んでいる最中、急に妙な声を出すことがある□ 食べ物を口の中に入れても、すぐに出してしまう□ 食欲はありそうな割に、あまり食べようとしない□ 片側の目に目やにが出ていたり、目が充血している□ 舌で鼻をなめたりするしぐさが多くなった□ くしゃみ、鼻汁、鼻からの出血などがときどきみられる□ ほほやあごが腫れている。または、穴が開いている愛犬のこんな症状に気づいたら、早めにかかりつけの獣医師に相談を!い11   1歳までの歯みがき習慣が肝心 万病の元ともいえる歯周病から愛犬を守るには、飼い主さんたちが積極的に予防策を講じてあげることが大切です。 それには、歯みがきが効果的ですが、歯みがきの習慣は、なるべく1歳になるまでにつけておくようにしましょう。それ以上の月齢になると、犬は歯みがきをいやがることが多くなります。もし愛犬がすでに1歳以上である場合には、この冊子でお伝えしている歯みがきや歯みがき前の準備は、より慎重に行い、徐々に進めていくとよいでしょう。 以下に挙げた犬は、歯周病になる確率がほかの犬より高い傾向にあります。このような犬には、飼い主さんがよりいっそう気をつけて、予防に努めるようにしましょう。歯周病になりやすい犬歯周病にならない、ひどくしないためには❖小型犬❖パグや狆などの短頭種❖高齢犬❖全身性の病気がもとで、免疫力が低下している犬❖口の中のケアをよくされていない犬歯ひ10かかりつけ医の連絡先2014.03 1479AH制 作 お客様相談窓口 (平日:9:00~17:00)※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。CONTENTS犬のオーラルケアはなぜ必要?歯周病の治療と予防について歯みがきを成功させるには、準備が肝心歯ブラシを使って、歯をみがいてみましょう歯周病にならない、ひどくしないためには246810

デンタルケアを始めましょう!!

愛犬と1日でも長く暮らすために。デンタルケアを始めましょう。2歳までに犬の80%が歯周疾患にかかる!?歯垢は、24時間以内に、歯石は、3日以内に作られてしまう!?大切な愛犬のお口の健康を維持するために

インターベリーα®の特徴と投与方法がひと目でわかる使い方ガイド

インターベリーαを処方された飼い主様へ。インターベリーαの特長と投与方法がひと目でわかる使い方ガイド

エネアラ飼主様用リーフレット

話題の-ALA配合のエネアラで犬・猫の健康を維持。生命の根源物質5-ALA(5-アミノレブリン酸)とは?

[No.37] 注目の動物用サプリメントのトピックス

乳酸菌L-137 の伴侶動物における有用性について-乳酸菌L-137と伴侶動物データでみる日本でも利用可能な不安・ストレスに対するサプリメント・フードの成分5-アミノレブリン酸(5-ALA)が犬と猫に与える影響~これまでの知見と今後の展望~

[No.35]獣医再生医療 ②臨床の現場から

■特集にあたって-獣医療における再生医療-■間葉系幹細胞の臨床■開業獣医師における犬の胸腰部椎間板ヘルニアの臨床とステムキュアR投与の実際■頚部椎間板ヘルニアによる疼痛にステムキュアRが著効した犬の一例■グレード5の胸腰部椎間板ヘルニアの手術後、麻痺が改善しない症例にステムキュアRを投与した犬の一例■臨床症状から変性性脊髄症を疑いステムキュアRの投与により症状が緩和した犬の一例■世界初の犬を対象とした動物用再生医療等製品「ステムキュアR」の開発について

[No.34]獣医再生医療 ①椎間板ヘルニアの治療

■特集にあたって-椎間板ヘルニアを適応とした動物再生医療等製品の登場- ■犬の椎間板ヘルニアの疫学・病態・診断 ■胸腰椎領域での椎間板ヘルニアの標準治療と治療法の選択 ■椎間板ヘルニアのリハビリテーション

ステムキュア®イメージ動画

あの頃の姿を取り戻すために。新しい治療への選択肢。広がる可能性、見え始めた光。犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞「ステムキュア」

ステムキュア®のご案内

犬(同種)脂肪組織由来間葉系幹細胞「ステムキュア(R)」のご案内です。

運動器疾患に目を向ける

獣医療の発展により高齢犬が増加し、運動器疾患に罹患している犬の割合が増加しています。
最近の研究によると、運動器疾患に罹患している犬は健康寿命が短縮することが判明しています。
今後、運動器検診を導入し、発症予防や早期治療介入をすることで、運動器の健康を管理することは、獣医師の重要な役割のひとつとなるでしょう。

第9回 VET向け症例検討会 page03

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[No.30] 外耳炎

■耳の解剖と外耳炎の病態 ■外耳炎の診断・治療 ■ビデオオトスコープ療法により改善した2 症例 ■外耳炎の猫の2 例

第5回 VET向け症例検討会 page02

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第5回 VET向け症例検討会 page01

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第6回 VET向け症例検討会 page02

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第6回 VET向け症例検討会 page01

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

犬猫のてんかん 第1回「動画で見るてんかん発作とその鑑別」

今回のてんかんWEBセミナーは3つのパートで構成しました。1つ⽬はてんかん発作なのか、それ以外なのかの鑑別についてです。このパートでは多くの発作(と類似症状)の動画を⾒てもらい発作鑑別の能⼒を⾝につけてもらえればと思います。2つ⽬は抗てんかん薬療法について、その概念と欧⽶(フェノバルビタールファースト)と⽇本(ゾニサミドファースト)での違いについて解説します。3つ⽬にはてんかん発作重積の治療管理について、最近の知⾒を交えながら解説したいと考えております。明⽇から使えるてんかん診療の3つのトピックをダイジェスト版でお届けします。この動画は、VETS TECH主催で2020年9月14日から配信されたものです。

犬猫のてんかん 第2回「犬猫の抗てんかん薬治療」

今回のてんかんWEBセミナーは3つのパートで構成しました。1つ⽬はてんかん発作なのか、それ以外なのかの鑑別についてです。このパートでは多くの発作(と類似症状)の動画を⾒てもらい発作鑑別の能⼒を⾝につけてもらえればと思います。2つ⽬は抗てんかん薬療法について、その概念と欧⽶(フェノバルビタールファースト)と⽇本(ゾニサミドファースト)での違いについて解説します。3つ⽬にはてんかん発作重積の治療管理について、最近の知⾒を交えながら解説したいと考えております。明⽇から使えるてんかん診療の3つのトピックをダイジェスト版でお届けします。この動画は、VETS TECH主催で2020年9月14日から配信されたものです。

犬猫のてんかん 第3回「てんかん発作重積の最新治療管理」

今回のてんかんWEBセミナーは3つのパートで構成しました。1つ⽬はてんかん発作なのか、それ以外なのかの鑑別についてです。このパートでは多くの発作(と類似症状)の動画を⾒てもらい発作鑑別の能⼒を⾝につけてもらえればと思います。2つ⽬は抗てんかん薬療法について、その概念と欧⽶(フェノバルビタールファースト)と⽇本(ゾニサミドファースト)での違いについて解説します。3つ⽬にはてんかん発作重積の治療管理について、最近の知⾒を交えながら解説したいと考えております。明⽇から使えるてんかん診療の3つのトピックをダイジェスト版でお届けします。この動画は、VETS TECH主催で2020年9月14日から配信されたものです。

第7回 VET向け症例検討会 page02

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第7回 VET向け症例検討会 page01

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

第8回 VET向け症例検討会 page01

先生方が日常診療でよく遭遇する症例について、全国の先生方がどのような治療方針で臨まれているかを共有できる場です。設定された症例に対して多くの先生方から処方などのご意見をいただき、集計。出題・監修をいただいた先生に解説していただいています。

[No.26] 犬の脂質代謝異常

■病態と分類 ■犬種特異的な脂質代謝異常 ■犬の内分泌疾患における脂質代謝異常 ■消化器疾患と高脂血症

[No.25]皮膚科の新時代到来

■皮膚炎の概念を考える ■皮膚炎の診断 ■皮膚炎の治療 ■症例1犬アトピー性皮膚炎 ■症例2急性の脂漏性皮膚炎 ■症例3慢性の脂漏性皮膚炎 ■症例4いわゆる皮膚炎(非特異な皮膚炎)

[No.24] これからの診療はこうする!!マラセチア皮膚炎

■検査と診断 ■マラセチアの抗真菌薬感受性試験 ■治療 ■投薬と外用療法の変更で、管理が容易になったアトピー性皮膚炎の柴犬の一例

[No.23]僧帽弁閉鎖不全症の治療アップデート

■僧帽弁閉鎖不全症の外科治療〜手術の実際、成績、適応時期〜 ■心臓バイオマーカーの落とし穴 ■アルドステロン・ブレイクスルーの現状と課題 ■僧帽弁閉鎖不全症の内科療法の近未来

[No.22]緑内障の診断と治療

■ホームドクターによる緑内障の正しい診断 ■犬の原発緑内障の内科的治療について ■緑内障診断のピットフォール ■症例紹介

[No.21]犬猫の骨関節炎の診断と治療

■概論(変形性関節症の原因や病態など) ■犬と猫の関節疾患を見つけるためのコツ ■慢性的な関節疾患の治療指針 ■機能維持および改善を目的としたリハビリテーション ■症例報告 ■犬や猫の関節疾患の治療に関する将来展望:細胞療法・再生医療

犬の「慢性心不全症」

愛犬が「慢性心不全症」と診断されたペットオーナーの皆様に……

[No.18]細菌性尿路感染症

■病因と症状 ■診断 ■抗菌薬の選択 ■原因菌の薬剤感受性動向と注意すべき薬剤耐性菌 ■フルオロキノロン系抗菌薬使用により奏功がみられた薬剤耐性(ESBL 産生)大腸菌(Escherichia coli )による猫のウロセプシス( 尿路原性敗血症) 症例

[No.16]心臓バイオマーカー

■心臓バイオマーカーの特色 ■ANP と心不全 ■NT-proBNP と心不全 ■心筋トロポニンと心不全 ■心臓バイオマーカーを用いた僧帽弁閉鎖不全症の診断と治療“私のANP 値の活用法”

[No.15] 症候性てんかん-診断と治療-

■総論~原因・診断・治療の基本~ ■脳奇形 ■脳炎 ■脳血管障害

[No.13]診断にブレなし!心エコー図検査アプローチ

■①知ろう 原理とテクニック ■②読もう 画像の見方 ■③活かそう ケーススタディ

[No.10]飼い主さんと歩むホームドクターのてんかん治療

■ホームドクターによるてんかんの診断法 ■てんかんの治療 ■症例:フェノバルビタールからゾニサミド主軸の併用療法に変更し、発作から解放された犬の症例 ■症例:ゾニサミドを用いて発作のコントロール中、高クロール性代謝性アシドーシスがみられた1 症例

[No.9] 今日から役立つ最新知識 犬と猫の膵炎

■膵炎を疑うとき~危険因子と臨床徴候~ ■膵炎の臨床病理学的検査 ■膵炎に対する画像検査の現状と将来 ■膵炎に対する薬物療法と栄養療法

[No.5]心疾患を内科的に管理する

■最善の治療を目指して ■僧帽弁閉鎖不全症を内科的に管理する ■多施設臨床試験 咳の症状がすっきりしない犬の僧帽弁閉鎖不全症に対するACE 阻害薬変更による発咳抑制効果の検討

[No.4]極める!!胃の疾患

■上部消化器疾患に用いられる薬剤 ■胃の疾患に対すると診断と治療 ■X 線・超音波を用いた確定診断 ■内視鏡を用いた確定診断

[No.3]今、知っておきたい細菌性皮膚感染症

■犬と猫の細菌性皮膚感染症の概説 ■細菌性皮膚感染症の症状と検査・診断 ■細菌性皮膚感染症における培養と感受性試験 ■細菌性皮膚感染症に対する抗菌剤の選び方・使い方

[No.2]骨関節炎の治療プラン

■治療プランとインフォームド・コンセント ■診療は病気になる前から始まっている ■ゴールを決めてから治療を組み立てる ■治療は飼い主との信頼の上に成り立つ ■骨関節炎の内科的治療の新たな選択肢、カルトロフェン・ベット®注射液

[No.1]ホームドクターの循環器診療

■循環器薬の種類とその作用 ■その前にやるべき検査とモニタリング ■循環器薬を使用した症例 ■治療を進めるにあたってのインフォームド・コンセント