カルトロフェン・ベット注射液 CASE REPORT No.4

CASE REPORT No.2
左パテラ第3度内方脱臼が変形性関節症(OA発症)の素因と考えられる骨関節炎に、カルトロフェン・ベット注射液が著効であった犬の一例。

プロフィール
 名前  ペグ
 品種  パグ
 年齢  8歳
 性別  
 体重  8.6kg
 推定原因  加齢性、品種
 主たる対象関節  右膝
 主訴・診断  寝起きの際に、患部(右膝蓋骨部)の跛行と疼痛感がみられた。

 

有効性の評価 (社内資料)
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安全性の評価(社内資料)
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 [ 経過観察 ]

本剤4回注射後、来院した際に行った骨関節炎の処置は以下の通り
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担当獣医師の評価
担当獣医師の総合評価   著効

右パテラ第3度内方脱臼がOA発症の素因と考えられる。 寝起きの際に、患部(右膝蓋骨部)の跛行と疼痛感がみられた。 本症例は小型犬でよくみられるパテラの脱臼によるOAの発症であり、カルトロフェン・ベット注射液の4回投与が有効であった。最初の1クールでは2回目の注射後に症状の改善がみられ、その後、およそ8ヵ月間の効果の持続があった。OAの症状の再発後、たまたま2回目の治験に参加することができ、その際も最初の1クールと同様、改善が確認された。2回目の治療では約1ヵ月後に軽度ではあるが、別部位での疼痛感がみられた。この症例は、今後の症例の治療プロトコールを考える上で、とても参考になるものであった。

オーナーのコメント   起立時のうなり声( 呻吟しんぎん )が初回投与第11日目より軽減され、 その後ほとんどなくなった。