前田獣医科医院 院長
前田 浩人 先生
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2021年6月頃から左前肢と両後肢に不全麻痺が認められ、現病歴と画像から胸腰部椎間板ヘルニアグレード
(以下G)3と診断した。高齢のため手術適応ではないと考え、内科治療(ステロイド、サプリメント等)を開始し
たが改善しないまま時間が経過した。2023年4月ステムキュアR2mLの投与を開始した。3回投与を計画し、
1回目の投与にて改善が見られたため経過観察を行い、飼主の希望により2回目以降の投与は見合わせた。
【主治医コメント】
発症から2年程経過していたが、飼主の再び歩行させたいという強い意志により細胞治療を実施した。飼主は、投与2日後に立位での排便
排尿と7日後にナックリングの改善を確認しており、19日後の受診時には明らかな歩行改善が認められ著効と評価した。
高齢で複数疾患を合併しているが、本剤投与により副作用や他疾患への悪影響は認められなかった。
・ご家族のインタビュー
・治療前後の様子
2023年5月中旬に両後肢不全麻痺を急激に発症し、当日中に当院を受診し現病歴と画像から腰部椎間板ヘルニアG3と診断した。
高齢のため飼主は手術を望まず、内科治療(プレドニゾロン等)を開始したが改善は見られなかった。
同年6月ステムキュアRlmLの投与を開始した。3回投与を計画し、1回目の投与にて改善を見たため経過観察を行い、
飼主の希望により2回目以降の投与は見合わせた。
【主治医コメント】
歩行障害発症と排尿支障により悪臭やおむつかぶれも伴って、飼主もQOL(生活の質)が著しく低迷していた。初診時に内科的治療により効果
がなければ細胞治療の選択肢もあることを説明し、発症1か月後に本製品の治療を希望された。飼主は投与翌日に歩行と7日後に自力排尿
を確認しており、28日後の受診時には明らかな歩行改善が認められ著効と評価した。副作用は認められなかった。
・ご家族のインタビュー
・治療前後の様子